最近では、国際電話もIP化が進んでいます。ここではIP電話による国際電話について紹介しましょう。
IP電話とインターネット電話に厳密な定義は無く、サービス名は同じでも、電話機〜電話機間・PC〜電話機間・PC〜PC間や、インターネット網またはサービス会社のネットワーク網を使用等、提供会社によって、様々な方式があります。共通していえる事は、音声信号をデジタルデータに変換し、インターネット通信網を利用する事により、距離に関係無く低価格(または無料)で通話サービスを提供している事です。
それでは最近人気の「インターネット電話」とはどのようになっているのでしょうか?このサービスをしている業者のほとんどは日本とアメリカ(フランスやドイツの場合もあります)の高速デジタル回線を所有しています。この高速デジタル回線にPCM化した音声データをTCP/IPパケットとして通過させているというのが実際のサービスです。
このデジタル線をパケットが流れる時にこの業者のユーザのインターネットパケットと一緒に流れるので「インターネット電話」と呼ばれるようになったようです。インターネット電話サービスを行なっている業者の多くはインターネット個人向のプロバイダでユーザが働いている日中のトラフィックが比較的低いという状況がありました。このインターネットプロバイダの国際デジタル専用線の「空き」部分を音声パケットで埋めようというのが「インターネット電話」です。これが低価格の理由です。