まず始めに、国際電話について、その構造など、最も基本的なことから説明していきましょう。
国際電話とは、国外との間で電話による通話を行うことを指します。国内通話でも、海外を経由した通話もこれに含まれます。特に携帯電話にかける場合、アクセスチャージの内外価格差によって、海外を経由したほうが安くなることもあります。
国と国との電話網は、海底ケーブルあるいは通信衛星で接続されていて、多くの国に対して、国番号や電話番号をダイヤルすることで、直接電話をかけることが可能になっています。一般的な加入電話からの国際電話は、海底ケーブルにより接続されており、相手国や中継する国に問題がある場合を除いて安定した通話が可能です。
しかし、一部の地域への国際電話の通話は衛星回線を経由するため、相手への送話が遅れることがあります。また、近年では通話料金が安価なIP電話で国際電話を架けることが可能になっていますが、加入電話からの国際電話同様に海底ケーブルを経由するものの、通信方式が従来の専用線と異なるため、通話品質の面で問題が出たりFAXが正常に送れないといった事象が希に発生する場合もあります。